2011-10-04から1日間の記事一覧
相野田敏之の「山彦」は、第13回(昭和16年/1941年上半期)芥川賞で、多田裕計「長江デルタ」と受賞をあらそった。芥川賞史上、選考会が時局モノに大きく傾いた分岐点、としてよく知られている回でもある。相野田はその後、創作から離れて、教職、地方政治に…
相野田敏之の「山彦」は、第13回(昭和16年/1941年上半期)芥川賞で、多田裕計「長江デルタ」と受賞をあらそった。芥川賞史上、選考会が時局モノに大きく傾いた分岐点、としてよく知られている回でもある。相野田はその後、創作から離れて、教職、地方政治に…